7Cats+

猫を喜ばせることは万人の喜び

猫の日常 DIY

猫をがっかりさせない方法 その3/キャットウォーク作成編

猫をがっかりさせない方法 その3/キャットウォーク作成編

目次

猫のための 手作りキャットウォーク

こんにちは、今日も7匹の猫たちに癒されている7catsです。

今回は、キャットウォークの簡単な作り方を紹介します。
DIYが得意な人にとっては朝飯前かもしれませんね!
(作り方へジャンプする)

我が家の猫たちは家の外に一切出さない
いわゆる「完全室内飼い」にしています。

主な理由として「リスク回避」。

外に出すことでどのようなリスクが考えられるかというと

・交通事故
・縄張り争いによる怪我
・人に怪我させる
・近所への糞尿
・ノミやウィルス感染
・猫への虐待
 etc…

常に見守ることができれば良いのですが、それは不可能。
ならば室内で生活させた方が良いのではと考えたから。

我が家の猫たちの性格的なものでしょうか
彼らは全く外にでたがらない。

そういえば猫雑誌の「猫のきもち」でも
「完全室内飼い」が推奨されてましたね。

 

となると室内空間は彼らの「世界のすべて」となるわけで
人間で例えるなら「地球」みたいなもの。
その地球の環境を変えれるのは「飼い主」だけ。


だったら最高の環境を整えてあげたいですよね。

そんなわけで「彼らの世界のすべて」である室内空間を
どのようにするのが良いかを常に考えています。

しかし室内空間の広さには限りがあります。
十分に満喫するためには「平面だけ」では物足りない。

そこで「高さ」を上手に活用し空間の広がりを
演出してあげる方法をオススメします。

立体的に利用することで「得られるメリット」として

・空間を色々な方法で使うことができる
 あちこち動き回りいつもと違う姿を見せてくれるかも

・上下運動をして運動不足解消になる
 疲れている時に遊んであげなくても勝手に遊んでくれるかも

・ストレス軽減になる
 猫の本能をくすぐり楽しんでくれるかも

考えられる「デメリット」としては、
・作るのがめんどくさい
・考えるのがめんどくさい
・やり方がわからない
・掃除がめんどくさい
と、ほぼ人間の都合くらい

我が家にはいくつかキャットウォークがあります。
それで遊んでいる子達を見ていると本当に楽しそうです。
まぁ、たまに走り回って暴走したりしますが・・・。

そんな姿を見ていると「作って良かったなぁ」と思います。
作り始めたら楽しいし、思ったよりは簡単です。

我が家の猫ちゃんは1匹の時も楽しそうに遊んでいましたが、
多頭飼いになってから利用する頻度が増えたように感じます。

作るとき(計画する時)の注意点について
1匹の時は特に考えるなくても良いかもしれませんが、
多頭飼いの場合に気をつけることが何点かあります。

その中でも
「弱い猫用に逃げ道を確保する」
ということです。

どうやら「強い猫」は「弱い猫」を「追い詰める」遊びをするようです。
野生の本能というか、狩りの本能というか
チェスや将棋のように相手の動きを詰んで
「逃げれない状態」にする遊びです。

追い詰められる側の猫はそのたびに
「ストレスを感じている」かもしれません。

「逃げ道を確保する」=「行き止まりを作らない」

これを意識して計画しないと、せっかく作った遊び道具が
「ストレス増強マシーン」に変わってしまいます。

そうさせないためにも「逃げ道を確保する」ことが大切です。

では早速作ってみます。

今回のケースはこうです。

要望

市販されているキャットタワーを購入したので
キャットタワーから吹き抜けの上まで行き、
ぐるぐる回れるようにしたい。

計画

キャットウォークを3段増設して
吹き抜け上まで行けるようにする。

手順・条件

基本的なステップとして、
STEP1、観察
   間取り、家具配置、猫の動きを確認
STEP2、測定
   各部位の寸法を測定する
STEP3、下地確認
   下地の位置を確認する
STEP4、材料準備
   材料を準備し加工する
STEP5、施工
   手順に従って施工する
STEP6、完成
   実際遊ばせてみる

条件として
・猫の体重4〜6kg程度
・数匹乗っても大丈夫なようにする

STEP1:観察

間取り、家具配置、猫の動きを確認

(キャットタワーから吹き抜け上に行けるようにしてあげたい)

・キャットタワーを置いている上部が吹き抜けになっている。
・タワーの上部に棚板を設置して吹き抜け上部に行けるようにする。
・窓の位置と棚板がかぶる
・棚板に穴を開け通れるようにする

STEP2:測定

各部位の寸法を測定する

棚同士の高さや棚板の幅などを測定する。

・キャットタワーから吹き抜け上までの距離「約140cm」
 棚と棚の間隔は40cm未満が良いので、「棚板は3枚」必要
・棚板の幅は「64cmが1枚」、「70cmが2枚」
・棚板の固定方法は「L型アングル」、「コの字型金具」
 窓枠部分に棚板を固定することになるので、その部分はコの字型金具

STEP3:下地確認

下地の位置を確認する

(木造住宅の場合)
木造住宅の下地位置は、モジュール(柱と柱の間隔)によって変わります。
今回は910モジュール(柱と柱の間隔が910mm)のため、
455mm間隔(センター位置)で下地が入っています。

(下地の位置をわかりやすく青色で示してみました)

モジュールの確認は、お家の平面図を見ることで確認できます。
柱と柱の間隔が910mmなら、455mmごとに下地あり。
柱と柱の間隔が1000mmなら、500mmごとに下地あり。
という具合いになっていると思います。
これは柱の真ん中の距離(芯〜芯)なので、
慣れてない人にとっては少し難しいかもしれません。
下地探しという道具を利用することをお勧めします。
こんな道具です↓

タジマ パーフェクト下地キャッチ25マグネット付
タジマ パーフェクト下地キャッチ25マグネット付
930円(税別)

STEP4:材料準備

材料を準備し加工する

必要な道具

・下地探し(固定する下地を探すため)
・丸ノコ(棚板等をカットするため)
・インパクトドライバー(ビスで固定するため)
・ホールソー(棚板に穴をあけるため)
・脚立(高所作業のため)

材料

・棚板(奥行き300以上が良い)
・棚受け(L型タイプ)
・棚受け(コの字型タイプ)
・固定用のビス

STEP5:施工する

手順に従って施工する

カットした棚板を下地に固定。
状況を見ながら動かないように固定する。

(緑色の部分が壁と棚板を固定している位置になります)

STEP6:完成

キャットタワーを設置し猫たちが遊んでくれるか試す。
グラついたり不安定な要素があれば手直しする。
追い詰められた時に逃げ切れるかも確認する。

(黄色い部分が猫の動き。上手に登ってくれました)

棚板の上を滑りにくい感じにしてあげるとより良い
オススメ方法は、カーペットを切って貼り付ける
(布用の両面テープにて貼り付ける)

カーペットはホームセンターで切り売りしているタイプで、
幅90cm、長さ100cmで約1500円ほど。
両面テープは、カーペット用の厚手のもので1巻6〜800円程度

棚板は奥行き30cm〜45cm程度。
それ以上になると受け金具の強度の問題があるので注意。
30〜45cmの棚板の場合は専用の受け金具が販売されている

まとめ

下地の位置が特定できれば簡単に作ることができます。
道具を全部揃えるのは難しいと思いますが、
カインズ工房などのホームセンターを利用して
材料の加工をすればコストを抑えることもできます。

必死に考えた通りに猫ちゃんが動いてくれた時は
きっと「作って良かったなぁ」と思うことでしょう。

ぜひ作って見てください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

猫を喜ばせることは万人の喜び(自称)

今日も猫を喜ばせましょう!

にほんブログ村 猫ブログ 猫のいる暮らしへ   にほんブログ村 猫ブログへ   にほんブログ村 インテリアブログ ペットと暮らすインテリアへ

Follow me!

コメントを残す




関連記事

PAGE TOP